もうすぐ定期試験シーズンですね。
この時期、定期試験をどのように勉強すればいいのか不安になりませんか?
・高校までのテストとは異なり、試験範囲が広すぎる……
・論文ってどう書けばいいの?……
そこで!試験でいい成績を取るためには、どうすればいいのか?いい成績を取るメリットは何なのか?を伝授いたします。
【1】2年、3年次に法曹コースに入りやすい
法曹コースに進級すれば、司法試験受験に向けた高い水準の教育を受けられ、司法試験受験資格取得までの時間的にも金銭的にもコストを抑えられます。法曹コースの早期卒業のためには3年終了時までに、卒業要件と成績要件を満たす必要があります。※要件は各大学によります。
大学やロースクールの授業では、一番知りたい「論文答案をどう書くべきか」「模範答案をどう書けばよいのか」を教わる機会が少なく、
基本書には、理論的な話が書いてありますが、具体的な使い方について書いてありません。
つまり、論点の話が主であり、具体的な法的構成や条文の使い方までは教えられないことが多いのです。
それでは、論文の書き方がわからない方がいるのは、当たり前のことです。
①文章は「短文・単文・淡文」で書くことを意識しましょう。
・短文(短く書く)
・単文(1センテンス1ミーニング)
・淡文(凝った表現を用いない)
②法的構成の理解を深めることが重要なポイントです。
・「事実関係の把握」「当事者の主張の把握」「適用可能な条文の探索」etc
「理解」
法律の理論や原則をしっかりと理解することが重要です。
基本書や補足資料を用いて、自分自身で理解できるように情報を整理しましょう。
「応用」
法律は、具体的な事例に適用させる必要があります。
過去問や練習問題を用いて、理論を具体的な状況に適用する訓練を行いましょう。
「表現」
答案は、明瞭かつ適切な法律用語を用いて表現する必要があります。
答案を書く力を身につけましょう。
③定期試験に向けては、過去問や演習書を使ってアウトプットしましょう。
・授業の認識や条文の探索する力をつけるためには、繰り返しの訓練が必要
④試行過程を通じて問題を解決する能力が重要であり、効率的な学習方法やスケジュール管理を徹底しましょう。
①「民法」
民法では条文ごとの要件の当てはめ方や法的な安定性、取引の安定性をどのように担保するかなどケースバイケースでの事例適用が多く、
公法系よりも落とし穴が多い科目です。
民法は、私法の基本法と呼ばれています。
(例)家族や相隣関係・毎日の買い物で利用されている売買契約・借金の返済に関する消費貸借契約・交通事故の示談など
日常生活に密接のため、事例が複雑です。ほかの科目と異なり、登場人物が複数でてくることも多々……
そのため法律論にはいる前に、事例の把握に混乱してしまい、なかなか進みません。
その上、出題形式も条文・判例と偏りなく出題される量が膨大で、条文は憲法の10倍といわれています。
つまり、勉強することを取捨選択しなければなりません。しかし、なかなか自分自身では難しいうえに、条文の使い方が書いていません。
それだけでなく、民法では各分野の横断的理解を問う問題も出題されます。
横断的な理解をしているということは、各条文や判例の違いを理解していることを意味します。
これは論文式試験での請求権選択や要件充足判断でも役に立つため、習得は必須です。
②「民事訴訟法」
民事訴訟法は、民事訴訟法は手続きについての法律です。苦手科目の学生が多いのではないでしょうか。
「全体の流れ」や「今どの段階の手続きについて出題されているのか」を把握が必要となります。
・条文のあてはめできない……
・ちゃんと勉強してないと、問題で何を問われているのかわからない……と悩みませんか。
条文の知識に加えて、条文の前提になっている概念や制度趣旨が出題される傾向にあります。
概念や制度趣旨は論文式試験で必須です。
吉野勲先生は、10数年の個別指導の経験から"受験生が何に悩むのか"、その解決方法を知っています。
司法試験道場では、そういった指導経験に基づいた解説をふんだんに盛り込んでいます。
論文試験では、知識を単に書き連ねるだけでは点数は入りづらく、法的な思考方法を答案で表現しなければなりません。
実は法的な思考方法は、入門・基礎段階、インプット段階から意識的に訓練することが可能です。むしろ法律知識を知ることと法的な思考方法を訓練することは同時に学習することが効率的であるといえます。
王道基礎講座は、インプット講座の段階から法律知識だけではなく、法的な思考方法を訓練することを意識して解説しています。
法的な思考方法をインプット段階から訓練すれば、"どのように考えるべきか"、"何を手掛かりに食らいつくのか"の相場観を養うことが可能です。
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2023年7月10日
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