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あと3ヵ月で予備試験短答をリベンジ突破するための勉強法

2021年2月26日   伊藤たける  中村充 

試験で選ぶ - 法律系資格 - 予備試験

何回も過去問を解いているのに、なぜか本番だと短答が突破できない。
そんなあなたが、
あと3カ月で予備試験の短答をリベンジ突破するための
“一元化教材”

足りないのは勉強時間ではない! 正しい勉強だ。

予備試験短答が突破できないのは、勉強が足りないためとは思っていませんか?

伊藤たける先生によると、実は、予備試験の合格に長期間掛かる人と短期間合格者が直前に行った勉強量は一緒なのです。

では、何が違うかというと、勉強の仕方が違うのです。正しい勉強方法をすれば短期間で合格することができるのです。

正しい勉強法とは「現時点で自分ができないものを把握」し、その対策をすることで、最短合格を目指す勉強法です。

つまり、「解く(過去問)➡深める(知らないを減らす)➡ラップアップ(勉強したことをまとめて、試験当日に見る一元化教材を作る)」という正しいアジャイル学習の小サイクルを回せば、短期間で合格できるということです。

予備試験・司法試験は、試験範囲が膨大です。このため、全てを長期記憶として保持することは非常に困難です。したがって、直前期に短期記憶として短期間で効率的に知識を覚え込む必要があります。そのために、「現時点で自分ができない」知識を整理したものが一元化教材です。

「過去問『解い』てみて、自分の足りないところのうち『深める』必要があるものに関しては急いで着地点としてインプットし、その知識を一元化資料にまとめて“とっちらからない”ようにすること』と中村先生も言っています。

試験の当日に見返すことのできる一元化教材を作ろう!

伊藤先生は「知識の定着に必要なものは何だと思いますか。試験当日に見る一元化教材だと思うんです。ようするに、試験当日に見る一元化教材というのは、自分の知識にぬけがないか、間違えたところを二度と間違えないかという観点」だと言っています。

では、一元化教材は具体的にどんなものでしょうか。伊藤先生に聞いてみました。

伊藤先生は「判例六法(有斐閣)」と「趣旨規範ハンドブック(辰巳法律研究所)」へマークしたり、書き込んだり、付箋を貼ったりして、短答用と論文用に分けていたそうです。

さらに、「試験当日に必要なのは知らない知識ですよ。半年前に覚えてないのはヤバイわけです。この図式だと言うことは、半年前になってもできてなかった短答式をどんどん潰して、できなかったところに、まず、線を引く。書き込んでいく。線を引きマーカーを引く。さらに間違えたら赤い線を引く。赤で囲ったりとかもして、メリハリを付けていくんです。1回間違えたの、2回間違えたの、死ぬほど間違えたのは星マークとかね。ルール決めてやって行ったんです。」

「さらに、条文の素読とかも、間違えたところはマーカーを細めて引くっていうのをやったり、この判例面白いなっていうのをやっていました。」

とポイントも教えてくれました。

あなたは、”受かる”一元化教材を作っていますか?

理想は一元化教材が白紙になることです。
一元化教材は現状の自分ができないところのまとめだから、適切に作ることがで「現時点で自分ができないものを把握」するメタ認知ができるができるようになります。

一元化教材が白紙になるということは、「現時点で自分ができないもの」がなくなるということです。だから、一元化教材は白紙が理想なのです。


初学者のころから、一元化教材を作っている場合、試験に向けて理想的な「リセットする」ことが理想的です。一元化教材は「現時点」での自分ができないもののまとめであることから、過去にはできなかったが今はできるものは一元化教材から削除した方が良いからです。

▶リセット(やり直す)のタイミング
・受験年の前年秋(教材の新版)
・今年を見据えて、点数がのびないなら今からでも
(作っているが、リセットしていない場合はそのままで駆け抜けて
も良い)
・一回落ちたとき

「一元化教材を今まで作っていない……」場合

もし、作っていなければ、今からでも勉強をやりながら作って行きましょう!
たとえ、試験範囲全体を網羅できなくても「現在の自分ができないもの」がまとめられていれば、直前期の学習を効率化することができるはずです。

「一元化教材が増えてしまう……」場合

増えてしまっていたらリセットします。現状の自分を把握するものだから、初学者の頃の書き込みやすでに覚えていることは必要ありません。

とはいえ、あと2か月半しかないので、今からなら今の一元化教材でもうやりきるしかありません!
ただし、成績通知や模擬試験の結果を見て点数がのびないなら、今からでもリセットしましょう。

伊藤先生はリセットについて以下のように述べています。
「これ当時(平成23版)の判例六法です。ボロボロですね。受験直前に買ったんでしょうね。いや、直前に買い直したが正しいです。前年の11月頃に出るので、出た時から使い始めたんです。それよりも前に当然持ってました。でも、そこには覚えているものをマークしてあるんです。もう覚えなくて良いんです。」ということで、リセットしたそうです。

正しい一元化教材を作り上げるためにはラップアップが重要

日々の行動計画
アジャイル学習法では日々の計画において大事なのが「スプリント」と呼ばれる勉強量と時間(期間)の管理の方法です。
スプリントは、解く→深める→ラップアップのサイクルで構成されます。

スプリントのコツ
中村先生は、「過去問(択一)一問に掛ける勉強時間は10分から15分。途中でも次に行く。スピードアップして間違った問題をなくすまで繰り返し解く、間違った問題だけを次の週に廻して繰り返して解く。受験生平均に追いつくため、時間を絶対視してストップウォッチで一問一問計りながら問題解いて、解説読んだりラップアップします。そして、時間が来たら、解説の途中でも次に行くという割り切りがすごっく大事です」と言っています。

一元化教材の作り方と使い方
一元化教材のベースとしては、「判例六法(有斐閣)」と「趣旨規範ハンドブック(辰巳法律研究所)」がおすすめです。また、短答式過去問集の分野別とか、肢別も、当日見なきゃいけない肢にだけスパっと付箋などを貼ってつけておく方法も有効です。直前の5分、10分、30分と試験会場集合時間から入る前まで、ひたすら見ることを繰り返すことができます。

勉強の目的は、短期間での司法試験合格

このように「現在の自分ができないもの」を把握する学習法をしていくことで、5月の短答試験だけでなく、その後にも学習にも効果が現れます。

短答試験に合格した場合、短答の肢も事案も処理方法は同じなのです。したがって、今回学んだスプリントのやり方法は7月の論文試験の追い込みにも、もちろん役立ちます。

一番の重要なのは、効率の良い学習方法が身につくことです。
5月の短答試験を自己採点したら、ラップアップについて見直してみましょう。
・当日の直前に確認できる一元化教材は作れたのか?
・一元化教材の状況


ラップアップを身に着ければ、効率的にスプリントを回せるようになります。あなたは自分が1日あるいは1週間で進められる学習を把握することができるようになっているでしょう。

そうなったら、次は予備試験短答の結果や模試の結果などから、自分の課題を分析しましょう。そうすれば、課題を解決するために、必要な学習を洗い出し、それを行うために必要な期間を見通すことが、プロジェクト計画が立てられるようになります。

プロジェクト計画が立てられるようになれば、学習はぐんと楽になるはずです。
目標達成に必要なことと、そこまでに必要な時間や学習が分かっているので、合格に向かって着実に進んでいることを実感できます。また、合格に必要最低限の学習を見極めることもできるようになるので合格までの期間も短縮できます。


今回のテーマは、『フィックス』のやり方についてでした。
これは、アジャイル学習全体においては『スプリント』という部分にあたります。

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