中央大学法学部法律学科卒業。東京大学法科大学院修了。平成29年度司法試験に総合順位600番台で最終合格(選択科目:経済法)。71期司法修習生。
受験勉強を通して自分に合う勉強法を模索。型にはまらずに学習方法を確立することの重要性に気づき、飲食店でのアルバイトを継続しながら一発合格を達成した。
受験勉強では、時間短縮を志向する一方、気になったことはとことん調べて理解するという方針で学習を進めていました。一見関係ないと思うことでも後々に役立つ可能性もあるだろうという考えの下、判例学習の際には複数の文献を参照し、注釈等に引用されている論文で気になるものにも目を通す、という徹底した学習を行ってきました。詳しくは私の合格体験記をご参照下さい。
受験を通して私が得た教訓は、①判例の意義を性格に理解して活用すること、②技巧的な論証のみに固執せず、与えられた事実関係を基に議論をきちんと噛み合わせることが合格の前提になるということです。
したがって講義ではこの2点に重点を置く解説を目標にしていきたいと思います。