財産に対する罪 - 盗品等に関する罪
甲は、スナック経営者乙から、高級ウィスキー2ダースの保管を依頼され、それを引き受けて自宅に保管していたが。数日後、そのウィスキーは、大量に盗まれたものの一部であることを知った。甲は、警察に届け出ようかと迷ったが、結局、自分で飲んだり、友人に送ったりして、全部処分してしまった。その後乙が、「預けた物を返してほしい。」といってきた際、甲が、「警察が来て、取り調べると言って持って行ってしまった。」と言ったので、乙はそれを信用して帰った。 甲の罪責を論ぜよ。