Aが死亡し,その共同相続人は、X、Y及びZである。
1 Xは、Y及びZを被告として甲土地がAの遺産に属することの確認を求める訴えを提起した。この訴訟において、YはXの主張を争ったが、ZはXの主張を争わなかった。裁判所は、Zに対する関係で口頭弁論を分離して終結し、判決することができるか。
2 Xは、甲土地の単独所有を主張するYを被告として、共同相続に基づき、甲土地の共有持分権を有することの確認を求める訴えを提起した。この訴訟においてX勝訴の判決が確定した場合、この判決は、どのような効力を有するか。