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平成21年旧司法試験民事訴訟法第1問

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民事訴訟法 - 民事訴訟法 - 訴え - 訴訟物 - 訴訟物についての処分権主義
民事訴訟法 - 民事訴訟法 - 訴訟の審理 - 主張・証拠 - 総論

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 Ⅹは,自転車に乗って道路を横断中,Yが運転する乗用車と接触して転倒し負傷したために,3000万円の損害を被ったと主張して,Yに対し,3000万円のうちの2000万円の損害賠償を求める訴えを提起した。この訴訟において,Yは,請求棄却を求め,事故の原因は急いでいたために赤信号を無視したⅩにあると主張した。裁判所は,事故はYの過失によって発生したものであり,Ⅹの被った全損害の損害額は2500万円であるが,整備不良のためにブレーキがきかないまま自転車を運転し赤信号の道路に飛び出したⅩにも5割の過失があると認めた。裁判所は,どのような判決をすべきか。

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 過失相殺の訴訟上の取扱いを問う問題である。弁論主義の意義・機能及び弁論主義が適用される事実を明らかにした上で,裁判所が判決において過失相殺をするためには当事者がどのような主張をすることが必要かを論ずべきである。また,一部請求の訴訟物が何かを踏まえつつ,見解の対立をも踏まえて一部請求における過失相殺の方法を論ずべきである。